L4D2所感

みんな大好きパニックゾンビFPSのL4Dの続編、L4D2のデモが配信されていたので
友達とCoopプレイした感想とか横槍とか。
ちなみにExpertでクリアを目指したプレイをしたうえでの感想、
という側面が強いです。



  • 武器が豊富に

近接武器に加え、従来の武器も大幅に増えてた。
まあ、AK47とM16なんかはあまり性能に差があると思えないんだけど、
好きな人には、という感じ。


また、全開は置いてある武器は好きなだけ拾えたのだけど、
今回は拾うとなくなる武器が多い。
お、武器あるじゃんとみんなで駆け寄っても拾えるのは最初の一人だけ、
ということがちょくちょくあります。


近接武器は隙があるものの、当たれば普通のゾンビなら1発の模様。
ちなみに、近接を拾うとハンドガンを落とすことになるので、
考えて拾いましょう。
マシズム全開な人はどうぞ。


  • 生存者が大幅に弱体化した(感染者が強化されすぎた?)印象

前作と違って敵が四方八方から来る印象が非常に強い。
その上、篭城しやすい場所がかなり少ないので、パニックを篭城でやり過ごしてから進む、
といったことが難しく感じる。(もう少し注意深く探せばあるのかもしれませんが)
そのため、Expertだと悪い場所でパニックが起こるとそのまま終了のお知らせ状態。
前作は要所要所に迎撃に向いた場所があったのと、敵が来る方向もそこまで広くなかったので、
割かし対処しやすかったんですが、L4D2はデモのバランスのままだとすると
Expert攻略はかなり胃が痛いものになりそうです。


また、押し返しの判定発生が結構遅いので(特にオンライン)、
早めに出しておかないと「え、当たってないの」ということが多発。
その上5回目以降は疲労によりすぐに押し返せなくなるので、
上述の四方八方から来る感染者におされ気味になりやすい感じ。
アドレナリンを使えば一定時間疲労がなくなるけど、それもすずめの涙に感じる。




L4Dの疲労パッチが導入されたときの絶妙なバランスに対して、
今回は若干感染者有利な印象が強いかな。


Charger(Tank + Hunterな感じ。マッハタックル→掴んで叩きつけをしてくる)、
Spitter(酸性ゲロの遠距離射撃→倒すと酸ゲロ池発生。通路に酸ゲロ吐いて足止めとか)、
Jockey(Smoker + Hunter。おんぶ状態で勝手な方向に動かされる。その間も継続ダメージ発生)
と、特殊感染者の大幅なバリエーション増強がなされたのに対して、生存者は近接武器と発火弾くらい。
グレランがどの程度使えるかは登場しないので突っ込んだ言及はできないけど、
射撃武器の種類が増えたといっても前回の武器とそこまで差別化されているわけではないので、
強化、あるいは戦術の増強とは言いがたいところがある。
近接武器に関してはハンドガンとのトレードオフだし、
発火弾はデモには登場しなかったので、
余計生存者の非力さが強調されて見える印象に。


あと、仲間のBOTが非常にバカになったように感じる。
敵に囲まれてるのに倒れてる仲間を起こそうとして自分も倒れたりとか。
なかなか付いてこないとか。


決して悪くはないんだけど、このバランスどうなんだろう、と感じることが多いのと、
そこまで鮮烈な印象がないのが残念。
新鮮さが失われてしまうのはナンバリングタイトルの宿命なのかもしれないけど。



悪くはないんだけど、特別すごいという感じも受けない今回のデモ。
製品版がどれだけ楽しめるものになるのか、
ボクは静観してから手を出すかどうか判断しようかと思ってます。



ああでも、Spitterが出たときに「染みゲロさんきた!」「ああっ、染みる染みる!」と
VCするのは楽しいです。